落ちているゴミを拾いなさい。
その場は拾ってくれるはずです。
でも、きっとその場だけです。
なぜなら、ゴミを拾った理由が『言われたから』だからです。
言われた時に拾えば、指示・命令には応えたことになります。
でも、こんな気持ちをスタッフ本人が思ってゴミを拾っていたらどうでしょう?
『きれいな場所で患者さんを出迎えたい。』
『患者さんが過ごす場所を少しでも快適にしたい。』
きっと、いつもゴミを拾ってくれるはずです。
しかし、多くの医院・クリニックでは、そんな風に考えて勤務しているスタッフが少ないのです。
何故でしょう?
『能力がない?』
きっとそうではありません。
『自分がするべき仕事をすればいい。』
そう思って、『自分がするべき仕事』を自分で決めているのです。
本当に『自分がするべき仕事』が何なのか?
もし、それを考える機会が与えられたとしたら…。
“気づき”を得るのは、そう難しいことではないはずです。
そして、その考える機会は、日常、業務中にはなかなか訪れません。
業務も忙しい、もし時間が空いても、私生活でもいろいろと考えることもあります。
だから、その時間を作ることが、スタッフが変わっていく第1歩なのです。
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