差別化が重要だということは、何をしている人でも知っていることでしょう。
うちでないとダメということがあれば、自然に人は集まってくるもの。
とはいうものの、なかなか差別化と言っても思いつきませんよね。
そこでヒントを。
先生は、食べ物屋さんを選ぶとき、どんな基準で選びますか?
・安い
・近い
・便利
・おいしい
・値段の割においしい
・おしゃれ
・店員が気持ちいい
・雰囲気が落ち着く
・店主と気が合う
・話が盛り上がる
などなど。
さまざまな理由があげられると思います。
差別化が重要なのは、競合に勝つためです。
すなわち、上であげたような理由はすべて差別化になります。
そしてもう一つ。
地域を限定すること。
日本一おいしい中華料理屋にはなれなくても、市内南部地域で一番おいしい中華料理屋にはなれる可能性がありますよね。
差別化というと、『普通は手に入らないどこどこ産のなになにを、特別な製法で仕上げた、ここでしか食べられない、ぺけぺけという人気料理。』みたいなものを想像するかもしれませんが、そこまでの特殊性はなくても良いのです。
選ばれる理由とターゲット範囲。
ここを突き詰めていけば、医院・クリニックの差別化は特別特殊なものでなくても可能なのです。
そのために必要なことは…。
患者さん、スタッフに聞いてみてください。
なぜ、他ではなく、うちに来てくれるのか?
その理由が差別化のヒントになるはずです。
その理由こそが、先生の強みです。
先生が得意とする必勝パターンです。
そこを意識して長所を伸ばす、PRする視点で考えていけば、増患・集患施策を実行するにしても、本意ではない施策を実行することにはならないはずです。
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