カルテデータの分析ってしたことはありますか?
電子カルテ等から、何らかのデータを吐き出すことができるはずです。
詳細なものが出るケースもあれば、単なる個人情報だけのケースもあると思います。
とりあえず、住所と性別と生年月日と初来院日くらいが出てくれば、それなりの分析ができます。
地域別のカルテ数の地図を作ったり。
性別でグラフを作ったり。
年齢別でグラフを作ったり。
カルテの増え方を時系列で見てみたり。
いろんな気づきがあります。
何かしらの施策をやるにしても、これらがわかっているとわかっていないでは、
施策の選択のスムーズさが違います。
そしてその施策の効果測定が可能になります。
増患・集患の地図といっても過言ではないでしょう。
多くの場合、院長先生の肌感覚が合っていますが、データで見ると再認識できます。
もちろんライバル医院の脅威も感じることができます。
でも、見えない脅威よりも、どの程度の脅威かをわかっておくことは非常に大事です。
エクセル2007って便利ですよ。
データ加工に関しては、かなりのツールになってきたように思います。
是非、自院のカルテデータを分析してみてください。
もう一歩進めば、地域ごとの住民数が、性別・年齢・世帯数といったものと一緒に各市区町村のホームページで公開されているケースがありますので、それとデータを合わせていくと、さらに生きたデータへと変わっていきます。
※全ての市区町村が詳細なデータを提供してくれているわけではありませんが…。
そこから、先生の知らなかった強みが発見されるかもしれませんね。
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