昨日、以前カタログを取り寄せていた、販促花子からカタログが届きました。
いやいや、様々な販促商品があるものですね。
医療機関でも、小児科・耳鼻科等で、お子様向けにシールのプレゼントなど、よく行われています。
医療機関好きの子供(あんまりいない?)ならともかく、行きたがらない子供を医療機関に連れていくときに、シールがもらえるから行くという構図ができあがるケースも多々あります。
医療機関と販促活動というと、相容れないもののように感じるかもしれません。
しかし、大事なのは、医療機関に行く動機づけになっているということです。
それによって、行きたがらない子供を連れて行かないといけないお母さんの助けになっているのです。
とある耳鼻咽喉科で感心したのは、その気配りの素晴らしさでした。
大人用の雑誌ひとつ、キッズコーナーに置いてあるものひとつ、診療が終わって子供に渡されるシールひとつ、本来喜んでいくべき場所でない医療機関をあそこなら行っても良いかなと思わせる細かな工夫、いや、ひとつひとつの細かなところにひとつひとつしっかりと考えていらっしゃるのがわかって、とても素晴らしかったです。
激戦区へ後発で開業した先生ですが、みるみるうちに(2年かからず)患者さんを1日3ケタまで増やしていかれました。
販促商品も使いようです。
それによって、『行かないといけないのに、行くのが面倒』と思っている人が重い腰を上げてくれる。
あるいは、『この近くの医院でもそんなに変わらないのかな?』と思っている人が、『やっぱりいつもの医院に行こう』と思い直してくれる。
広告・宣伝というよりは、医療機関へ来るという行為のハードルを下げるために使うことができれば、いやらしさも感じられないのではないでしょうか?
また、販促商品は増患・集患施策の効果測定の際にも効果的です。
何かをしてもらおうと思えば、何かを差し出す。
ギブアンドテイクの原則ですね。
あと、結構面白いですよ。
販促カタログ。
ご興味のある方は見てみてください。
ただ、上記の販促花子さんとは何の関係もありません。
私がカタログを取り寄せただけの関係ですので、悪しからず。
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