ここ数年で医療機関におけるホームページ保有率というのはグッと上ってきたように思います。
未だにないところというのは、案外、めちゃくちゃ流行っているところだったりします。こちらは流行っているので、ホームページは不要なのでしょう。
※あくまでも、うちのお客様の傾向です。
流行っている医療機関の院長先生のお言葉を借りると『うちの(HP)は道しるべとして作ってるだけだから』とのお言葉。
まさしく、『○○医院』と指名買いしてもらえる医療機関の先生のお言葉です。
しかし、通常の医療機関はそうはいきません。
医療機関のホームページは段階に分かれます。
①自分の医院知っている人に見つけてもらえる。
②診療圏の居住者が医療機関を探しているときに見つけてもらえる。
③自院の得意分野について、その内容を調べている人に見つけてもらえる。
とりあえず、ホームページを作れば①にはなります。
標榜科目と地図、診療日、診療時間。
すなわちインターネット上の看板をあげておく状態です。
※時々どう検索しても見つからない、URLを打たない限り出てこない、不思議な医療機関もありますが…。
リスティング広告を打って、医療機関紹介サイトに登録していけば、②にもなるでしょう。インターネット上の看板を目立つ位置に持っていくわけです。
※ここをしてない医療機関は山のようにございますが…。
※ここの段階に入らず止まっている先生。お気軽にお問い合わせを。
そして、今、医療機関のホームページは③の領域に入ってきています。
ついに、質を求められる時代になってきたわけです。
また、『地域+診療科目』という検索だけでなく、糖尿病、花粉症、インフルエンザ、内視鏡、スポーツ整形等、もっとコアな検索ワードで情報を求めて検索しているときから、存在をアピールしておけるようなホームページが必要とされてきているのです。
ただ、多くの医療機関はこれができません。
何故なら先生はお忙しいです。
そして、代筆が容易ではありません。
だからこそ、今から患者を増やそうとしている先生がいらっしゃれば、ここを強化することで、少なくともインターネット上の浮遊患者を集めることはできます。
もちろん、最終的には、来院後の満足度によって、再来院・口コミ発生が決まりますので、そこが最も大事なのですが、積極的な割引セールやチラシ配布ができない医療機関にとって、積極的に完全新規を獲得する数少ない施策になります。
デザインが悪くても良いのです。
インターネット上で求められているのは“情報”なのです。
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