増患・集患に関心はあるが実行していない医業経営者に、私がインタビューしたときにいただく多い回答が以下の通りです。
①積極的に患者さんを集めるということに抵抗を感じる。
※金儲けに走っているという印象・医療を商売的に考えることへの違和感。
②いろいろ考えるが、忙しくて実行できない。
※慣れない作業への抵抗感、時間的な問題。
③つぶれてしまうような状況ではない。
※繁忙期が来れば不要かなと思ってしまう、食べられないわけではない。
④何か始めても継続できない。
※経営者は孤独、やらなくても誰もとがめないし、周りもしていない。
では、ひとつひとつ潰していきましょう。
そんなことはないはずです。
医療とお金・商売を結び付けると抵抗感があるかもしれません。
最終的には結び付きますが、動機はそこではないはずです。
先生方は、目指す理想の医療というものをお持ちだと思います。
そして、現時点で先生が行える最高の医療を提供されていると思います。
そんな理想の医療・最高の医療を、より多くの患者さんに提供したい。
1人でも多くの患者さんを診てあげたい。
自然な考え方だと思います。
そして、その結果として、その社会貢献に見合った報酬が手に入るわけです。
積極的に患者さんを集めることは、決してお金儲けに走って行う行為とは限らないのです。逆に積極的に増患・集患施策を実行されている先生の多くは、理想実現のために動いていらっしゃいます。
増患・集患施策の実行は、医師としての本来業務ではありません。
ですから、その一歩一歩が非常に大変です。
慣れないところに電話したり、初めてやる作業だったり、相場もわからず、手段も知らない。
そもそも、先生は医業経営者として、総務・経理の責任者として、雑務を行う用務員として、様々な本業以外の業務に追われていらっしゃいます。
困難な一歩を踏み出さない理由はいくらでも作れてしまうわけです。
でも、踏み出さない限り、一歩も進めません。
ですから、私はこのホームページを通して、増患・集患施策実行へのハードルを下げる情報を提供していきます。
増患・集患施策実行事例の提供
考え方をご紹介
費用相場のご紹介
業者のご紹介
やり方のご紹介などなど
もちろん、それでも忙しくてできない、でもやりたいというのであれば、お手伝いをさせていただくことも可能です。
私でなくとも、顧問税理士の先生や、ご家族やスタッフにお手伝いいただくこともできるかもしれません。
時間は作らない限りできません。そしてそれでも足りなければ誰かに手伝ってもらえば良いのです。
良かったです。
その状況からなら巻き返しが可能です。
なぜなら、今来てくれている患者さんという、増患・集患施策に絶対必要な財産があるからです。
もし、もっと患者さんが減ってしまった後だったとしたら、増患・集患は困難な道のりになってしまいます。
昨今、不振を理由に廃院する医院も出てきています。でもそれ以上に多くの先生が開業されています。勤務医の処遇改善の政府の方針で少し歯止めがかかっている印象こそあれ、今後も確実にライバル医院は増えていきます。
そう、コンビニより多い歯科医院、歯科の状況が訪れないとは限らないのです。
“今なら”その理由は、“誰もやっていないから”という理由と、“今、来てくれている患者さんが多いほうが有利”だからです。
継続が困難なのは増患・集患施策に限ったことではないでしょう。医業経営者に限ったことでもないでしょう。
継続というのは、大変難しく、難しいからこそ、とてつもなく大きな力になります。
継続にもっとも効果的な手段は、同じ目的を持った仲間を持つことです。
そのために、診療圏の重ならない本音で意見交換できる仲間と知り合える場所として医業経営研究会なるものを運営しております。
この会に限ったことではありません。
本音で意見交換できる同じ目的を持った仲間がいれば、互いに進捗を報告しあえます。進捗を報告するためには実行しなくてはなりません。
そしてその数は多ければ多いほど、お互いやっていなくて、無理だよねと慰めあう仲間にならなくて済みます。
是非、そんな仲間を見つけてください。
ただし、そんな仲間がいなくても、継続できなくても、一歩を踏み出したことの素晴らしさは残るはずです。
行った増患・集患施策が良い結果を生んでいるはずです。
だから継続できないことは、始めない理由にはならないと思います。