医業経営を取り巻く環境は、以前とは一変しました。
・近隣で同一診療科の先生が開業した。
・昔に比べて患者さんが減ってきている。
・開業時の予測に比べて患者さんが増えない。
・今は大丈夫だけど、将来的に今の患者数を維持できるか不安。
こうした不安を多くの先生が抱えながら医業経営をされています。
一昔前の医業経営は順風満帆でした。普通に頑張っていれば成功することができました。真面目にやっていれば患者さんは増えました。
しかし、今やそうではなくなりました。
真面目に誠心誠意、患者さんを診ているだけでは、成功までの時間が5年10年かかる、場合によっては最終的に成功できないようなケースも出てきたのです。
あるいは、今まで順調に患者数を確保できていた医療機関が、下降線をたどるようなケースも多数出てきています。
歯科に訪れているような状況が、医科に訪れることも考えておかなくてはならない状況と言えるでしょう。
単純な原因は以下の2つでしょう。
1.全体の患者数が減っている。
2.開業医・無床診療所が増えている。
医療費の負担増・不景気による受診控えが起こり、全体としての患者数が減っているのは周知の事実です。その上、診療報酬の減額改定です。
そんな中、開業医が増えているのですから、成功までの時間が長くなって当たり前ですし、苦戦する医療機関が出てきても当たり前です。
いえ、中には、過去と同じように、開業間近から患者 数をグングン増やして、すぐに借金を返し終わっている先生もいらっしゃいます。
以前と同様に、待合室にあふれる患者さんたちを、診ることに追われている先生も多数いらっしゃいます。
立地条件が良かったから?
それはあるでしょう。
患者さんを連れての開業だったから?
それもあるでしょう。
専門性が高いから?
それもあるでしょう。
そうした好条件があれば幸せです。
しかし、そんな先生ばかりではありません。
こんな環境の中でも、落下傘開業でも、すぐに患者さんを増やしていった先生はいらっしゃいます。前述のような好条件がなくても、患者さんを増やしている先生はいらっしゃいます。
それは、患者さんに来てもらおうと積極的に動いたからです。
どうしたら患者さんに知ってもらえるのか?
どうしたら患者さんに来てもらえるのか?
どうしたら患者さんに満足してもらえるのか?
どうしたら患者さんにまた来てもらえるのか?
どうしたら患者さんが別の患者さんを紹介したくなるのか?
動機はいろいろかもしれませんが、これらを徹底的に考えて、そのための施策を実行したからです。
ではどうしたら良いのか。これから必ず増患・集患できる方法をご説明しましょう。
本当でしょうか?
このページを見ていただいているくらいですから、増患・集患に関心をお持ちだと思います。
では、増患・集患のために、何かしらの施策を実行された先生はいらっしゃいますでしょうか?
きっと効果があったのではないでしょうか?
何故なら、ほとんどの先生は、増患・集患のことを考えはしても、実行できないのです。ですから、現時点の医院・クリニック経営では、余程誤った施策出ない限り、上手い施策でなかったとしても効果が出るのです。
実行できない先生が悪いのではありません。
増患・集患施策を実行するには、3つのハードルがあります。
上記のようなハードルを越えて、最初の第1歩を踏み出す必要があるのです。
ほとんどの先生は①で止まってしまいます。
医業でお金を儲けることは悪いことでしょうか?
医業で患者さんを増やそうとすることは悪いことでしょうか?
私は、そのようなことはないと思います。
先生が理想とする医療を実現するには、先生の経営する医療機関が経営上存続できる、あるいは、経営面に不安を感じなくて良い状況が必要だと思います。
借金のことが頭から離れなくて理想とする医療が実現できるでしょうか?
もちろん、金儲け主義で利益をトコトン追求するといったスタイルが正しいのかと言われるとなんともお答えに困りますが、少なくとも、安心して理想の医療の実現だけを考えていられる体制を作るためには、医療機関にも経営の視点は必要だと思います。
また、せっかくの理想の医療を、一人でも多くの人に提供したいと思うのは当たり前のことです。
もし、増患・集患に対して、後ろめたさのようなものをお持ちの先生がいらっしゃれば、それは、捨ててください。
先生の理想とする医療を実現し、それを一人でも多くの人に提供するための増患・集患であり、その責務の重さや貢献に対する適切な報酬が、医業経営によってもたらされる利益です。
①のハードルは越えられそうですか?
②③のハードルは、①のハードルに比べれば低いものですし、
このホームページや私、先生の顧問税理士やスタッフが一緒に頑張れるものです。
もし、先生が増患したい、患者さんを増やしたいと思っているなら、まずは、①のハードルを越えましょう。